2014年12月21日日曜日

カルカソンヌ@JAGA定例会(12月)

世界がゾンビで蔓延してしまった時に、何かひとつだけ必要なものは?って聞かれたらこう答えるだろう。

「カルカソンヌ」


そんなわきゃない。ゾンビはそんなに甘いモンじゃねーぞ。

さて、11月に引き続き、12月もJAGA定例会&日本カルカソンヌ教会定例会に参加させてもらいました。



プレイしたゲームは、下記の通り。

ドブル
おばけキャッチ
キャッスルクラッシュ
ヒューゴ
ガイスター
ウォーターリリー
カルカソンヌ14
カルカソンヌ冬

おばけ系が不思議と多いです。

「ガイスター」は漫画「放課後さいころ倶楽部」にも出てきた、チェス的なゲームです。心理戦が面白いです。漫画が読んだ印象はちょっと難しいんだろうなあと思っていたのですが、そんなことは全くなく、兄の子供と白熱しました。やっぱり子供に全力でやってしまう。JAGAの石橋さんにルール説明(インスト)して貰ったんだけれども、やっぱりボードゲーム界の重鎮、説明がうまくて子供もすぐにルールを理解していました。あまりにハマっていたからか、石橋さんに「帰りに買っちゃうでしょ?」って笑われました。うぐぐ、悩んでいます。

参考:ボードゲーム【ガイスター】って知ってる?



兄の下の子供がグズっていたところにJAGAの方が近づいてきて、これやりませんかと持ってきてくれたのが「ウォーターリリー」。フランスのゲームだそうです。バックギャモン的なコマの動きというんですかね、詳細はすごろくやさんのリンク参照です。

参考: ゲーム紹介:ウォーター・リリー


シンプルなルールで子供もすぐにプレイできるところがよかったです。そして実は奥深い系。こういうゲームは大好きです。
このゲームを勧めてくれた方はゲームマーケットで中身もよくわからないまま購入したそうです。ハードなボードゲーマーはそういう買い方しちゃうんですね。年に平均で15万円ゲームを買っちゃうそうです。ブルジョワか。

お目当てのガチ対戦カルカソンヌは、結局一戦しかできず。初顔合わせの日本カルカソンヌ教会の佐藤さんとの対戦。結果は佐藤さんの育てた大きめの都市を運よくのっとり成功した自分の勝ち。やっぱ大きめの都市は怖いわー。やっぱマナカナ有能だわー。
 

今回も結局岩村さんとの対戦も無し。こっそり首を狙っていた中川さんとの対戦もできず。でも、今度ぜひお相手してください、とお願いしてきました。
 
日本カルカソンヌ教会の集まりはきっとやる気がある人であれば、すんなり受け入れてくれる印象ですので、本気のひとはツイッターとかで参加を打診すればいいと思う。でも今はまだガンガンカルカソンヌ向上を目指すシーズンではないようでまったりとやっている雰囲気です。
 
兄と谷さんの対決はなかなかミモノでした。完全に兄の負けと思ったらしっかりと僅差で勝利。得点板と盤面の点数の計算をしっかりと見極められるスキルも大事ですね。まだまだです。
 
次回も時間があえばぜひ参加させていただきたいと思います。
 
そうそう、JAGAの石橋さんにお手製ミープルストラップ(イヤホンジャック版)をいただきました。早い者勝ちだったけど、ささっといただいちゃいました。ありがとうございました!!しかし、石橋さん毎回お手製のサプライズ品を持ってくるのかしら・・・(先月は小さいカルカソンヌ収納箱を自作してきてた)

2014年12月19日金曜日

カルカソンヌ14(新版)開封の儀

先日、日本でも発売されたカルカソンヌの新版、「カルカソンヌ14」を早速購入してきました。
「カルカソンヌ2.0」や「カルカソンヌNew(neu)」など呼び名があるようですが、日本での販売の主、メビウスゲームズさんが「カルカソンヌ14」と称しているので、国内ではこの名前が定着しそうです。

デザインがだいぶポップな感じに変わり、川と修道院長の拡張が同梱されたもので、基本的には新旧の違いはあまりありませんが、どのへんが細かく変わったのか写真を載せて比較してみます。

 左が新版、右が旧版の箱です。絵がイケてる感じになっています。
 
 川の拡張タイル。自分は今まで基本ルールでしか遊んだことないです。今のところ、このタイルをガワから外す予定無し。ルールもよくわからないです。
 

 箱の中身です。都市が非常に茶色になっていますね。また道がクネクネしているのがよくわかります。なお、タイルの背面は旧版と同じなので、新旧混ぜて遊ぶことも可能です。
 

ミープルはこんな感じ。修道院長のコマもあります。もちろんルールはよくわかりません。


旧版のミープルが左、新版のミープルが右です。特にデザイン変更無しです。

得点板の比較。左が新版、右が旧版。青い屋根が特徴的です。フランスにある、実際のカルカソンヌの城塞は赤い屋根と青い屋根が入り混じっています。



箱側面にある、イラストレータ紹介の写真。垢抜けたー!と思ったら別人のようです。



さて、道タイルの比較です。旧版も実は同じタイル種類でもデザインが異なっていたのですが、新版はその種類がだいぶ増えています。特に印象的なのが一番左上の"狩人兄弟"みたいなデザイン。なんかカワイイ。あとは花畑ですね。これは修道院長のルールで使うっぽいです。

カーブはM字にグネグネしているヤツと普通のヤツの2種類 × 細かいデザインの5種類。
ストレートも5種類。でももはやストレート=直線ではない。普通に車で運転したらカーブと言える。新しい愛称ができるかな。

一番下にはT字路と十字路。

新版のT字路は一見デザイン同じなんだけれども、微妙に道の位置がズレた2種類があります。たまたま印刷の問題かもしれませんが、みなさんがお持ちのタイルは如何でしょうか。
こっそりT字路を"Tポイントカード"または"ツタヤ"という愛称を流行らせる目論見があったのですが、完全にTポイントカードじゃなくなっちゃいました。


修道院です。旧版はデザインが統一されていましたが、道無しが3種類、道付きが2種類。狩人兄弟は、道付き修道院を襲おうとしているのでしょうか。


ゴージャス、3辺都市、三角。種類が増えたのが一目瞭然。



リップ片のタイル。なぜかオバQだけは1種類という謎仕様。実は間違い探しできていないだけなのでしょうか。。。スタートタイルは、左端の、家のないシンプルなアンダーバー(ピンダーバー)です。



マナカナ(世界チャンピオン望月さん曰く「直角」)、オスピー(同「平行」)、土管はすべて同じデザインのタイルが無くなりました。一見同じタイルに見えるやつも実は青い塔の有無の差があります。
※12/20追記:直角、平行は日本カルカソンヌ教会の石川さん命名とのこと。

あと、土管の上下が微妙に変わっています。紋章の向きから、旧版だと上の草原が狭く、新版だと上の草原が広くなっています。また、屋根付きの城塞の位置も上下逆になりました。

カルカソンヌ14の最大の特徴は、土管の紋章付きが旧版だと2枚あったのに、紋章無しが2枚になりました。ここだけはルールが異なります。地味に変えてきました。

なお、2014年の世界選手権では、新版が使われていました。決勝戦は従来から特別に大きなタイルで対戦するのですが、準備する時間がなかったのか、これまでの旧版のデザインで行われたとのことです。
土管の紋章がどうなったのか、シールとか貼ってひとつ紋章を減らしたのかと想像していたのですが、先日ブログにも書いた世界選手権祝勝会で望月さんに聞いたところ、そのままだったそうです。
「カルカソンヌ2.0になったのもいきなりですし、ブレブレですよ、ドイツ」と望月さんが言ってました(笑)。


こんな感じで、新旧レビューは終了です。
来年の日本選手権がどうなるのか気になるところです。明日、JAGAゲーム会に参加させていただくのですが、新版でやるのかも気になります。日本選手権に合わせて練習したいところです。

奥さんと一戦やってみましたが、やっぱり旧版のほうがやりやすいですね、今のところ。