「カルカソンヌ2.0」や「カルカソンヌNew(neu)」など呼び名があるようですが、日本での販売の主、メビウスゲームズさんが「カルカソンヌ14」と称しているので、国内ではこの名前が定着しそうです。
デザインがだいぶポップな感じに変わり、川と修道院長の拡張が同梱されたもので、基本的には新旧の違いはあまりありませんが、どのへんが細かく変わったのか写真を載せて比較してみます。
左が新版、右が旧版の箱です。絵がイケてる感じになっています。
川の拡張タイル。自分は今まで基本ルールでしか遊んだことないです。今のところ、このタイルをガワから外す予定無し。ルールもよくわからないです。
箱の中身です。都市が非常に茶色になっていますね。また道がクネクネしているのがよくわかります。なお、タイルの背面は旧版と同じなので、新旧混ぜて遊ぶことも可能です。
ミープルはこんな感じ。修道院長のコマもあります。もちろんルールはよくわかりません。
旧版のミープルが左、新版のミープルが右です。特にデザイン変更無しです。
得点板の比較。左が新版、右が旧版。青い屋根が特徴的です。フランスにある、実際のカルカソンヌの城塞は赤い屋根と青い屋根が入り混じっています。
箱側面にある、イラストレータ紹介の写真。垢抜けたー!と思ったら別人のようです。
さて、道タイルの比較です。旧版も実は同じタイル種類でもデザインが異なっていたのですが、新版はその種類がだいぶ増えています。特に印象的なのが一番左上の"狩人兄弟"みたいなデザイン。なんかカワイイ。あとは花畑ですね。これは修道院長のルールで使うっぽいです。
カーブはM字にグネグネしているヤツと普通のヤツの2種類 × 細かいデザインの5種類。
ストレートも5種類。でももはやストレート=直線ではない。普通に車で運転したらカーブと言える。新しい愛称ができるかな。
一番下にはT字路と十字路。
新版のT字路は一見デザイン同じなんだけれども、微妙に道の位置がズレた2種類があります。たまたま印刷の問題かもしれませんが、みなさんがお持ちのタイルは如何でしょうか。
こっそりT字路を"Tポイントカード"または"ツタヤ"という愛称を流行らせる目論見があったのですが、完全にTポイントカードじゃなくなっちゃいました。
修道院です。旧版はデザインが統一されていましたが、道無しが3種類、道付きが2種類。狩人兄弟は、道付き修道院を襲おうとしているのでしょうか。
ゴージャス、3辺都市、三角。種類が増えたのが一目瞭然。
リップ片のタイル。なぜかオバQだけは1種類という謎仕様。実は間違い探しできていないだけなのでしょうか。。。スタートタイルは、左端の、家のないシンプルなアンダーバー(ピンダーバー)です。
※12/20追記:直角、平行は日本カルカソンヌ教会の石川さん命名とのこと。
あと、土管の上下が微妙に変わっています。紋章の向きから、旧版だと上の草原が狭く、新版だと上の草原が広くなっています。また、屋根付きの城塞の位置も上下逆になりました。
カルカソンヌ14の最大の特徴は、土管の紋章付きが旧版だと2枚あったのに、紋章無しが2枚になりました。ここだけはルールが異なります。地味に変えてきました。
なお、2014年の世界選手権では、新版が使われていました。決勝戦は従来から特別に大きなタイルで対戦するのですが、準備する時間がなかったのか、これまでの旧版のデザインで行われたとのことです。
土管の紋章がどうなったのか、シールとか貼ってひとつ紋章を減らしたのかと想像していたのですが、先日ブログにも書いた世界選手権祝勝会で望月さんに聞いたところ、そのままだったそうです。
「カルカソンヌ2.0になったのもいきなりですし、ブレブレですよ、ドイツ」と望月さんが言ってました(笑)。
こんな感じで、新旧レビューは終了です。
来年の日本選手権がどうなるのか気になるところです。明日、JAGAゲーム会に参加させていただくのですが、新版でやるのかも気になります。日本選手権に合わせて練習したいところです。
奥さんと一戦やってみましたが、やっぱり旧版のほうがやりやすいですね、今のところ。
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