2016年3月14日月曜日

カルカソンヌ日本選手権予選会 in 居酒屋ぺろ八 参戦!

 
やあ、全国のカルッ子のみんな、お待たへ。
 
久しぶりのブログ記事になります。随分みんなと会わないうちにいろいろあったんだけど、その話はまた今度機会があれば書きますが今日は別のお話です。
 
はい、やってきました、2016年カルカソンヌ日本選手権予選会シーズン。自分にとっては2度目のシーズンになります。ルーキーイヤーの去年の日本選手権の体たらくをリベンジするため、今年も挑戦したいと思います。
 
2016年3月13日(赤口)に最初の予選会が西東京、中神にあるカルカソンヌ居酒屋とも言える「居酒屋ぺろ八」で開催されました。
 
 
 
ぺろ八には今まで2回ほど行ったことがあったのですが、最初は青梅線が止まって立川まで歩いて帰る、2回目はうっかりトークに花が咲き終電を逃してセンギア邸に1泊させてもらう、という何かしらのトラブル(2回目は自業自得)に見舞われてきました。さあ、今回は何が飛び出るのか、とりあえずちゃんと帰宅することだけを目標にやってきました。

そんな話はどうでもいい。カルカソンヌ日本選手権の話です。
参加者は16名。なかなかのメンバーです。
ミープルズ、トラップス、メーカル、木更津カル中、ぺろ八勢、へにょべー組、お笑い芸人さんまでいらっしゃいました。自分はいつもの木更津カル中Tシャツをしっかりと着込み参加。
 
 

 
この日のルールはとても特殊で、10点以上の都市または道が完成するたびに相手は一枚服を脱いでいくという野球拳ならぬ、カルカソンヌ拳。

というのは自分の妄想で、ゲーム形式はもちろん普通の日本選手権ルールでした。ただし、順位の決定方法が第一条件は普通の「勝利数」であったものの、第二条件がユニークで「後手回数が多い人」でした。しかも先手後手は試合ごとに当事者同士の話し合いで決めるという前代未聞のルール。話し合いで決まらない時にはじゃんけんで毎回決めます。

うん、そういう難しいことはよくわからない\(^o^)/

自分は先手の優位性を完全に信じているので、すべてを先手で行きたいと、このルールを聞いて思いました。結局全部勝てばいいんでしょと。
この試みはとても楽しかったのですが、このルールがみんなを惑わすことになったとも言えますね。
 

初戦、お笑い芸人翔さん。去年の予選会には2、3回出ていたとのことですがまだまだチェスクロックの扱いには慣れておらず、時間切れ勝ち(点数でも一応勝っていましたけどね)。
自分が形勢不利の中、途中でうっかり変なところに翔さんが草原に寝てくれてそこから全てが変わった感じ。一回のミスでガラッと形勢が変わるのがカルカソンヌ。正直、そのミスが無かったらやられていたかなー。本当に危なかった。後手で1勝。

2回戦目は、名古屋のIQソンナーのユキさん。今まで数試合しかしたことないけど、直近で連敗しているので苦手な相手。しかも研究熱心なユキさんはミープルズリーグの動画で自分を丸裸にしているという話を前から聞いており、そんな相手にメンタル最弱な自分はボロ負け。40点差くらいだったかな。いいように建設と破壊を喰らいました。あんなカルカソンヌが出来たら楽しいねという展開。
ユキさんも去年の日本選手権が初参加で自分と同じく手痛くやられてお互いにリベンジを誓った仲です。勝手にライバル視している一人なのですが、どんどん強くなっている印象。わざわざ名古屋からこれだけのために東京来ちゃう輩が成長しないわけがない。後手で1勝1敗。

早くも1敗してもう後がない状態に。
そんな崖っ淵状態でのミープルズの長、たにさんとの対戦。この対決は早い、早すぎるよという感じ。試合展開は結構苦しい感じだったけど、なんかわからないうちに終盤で逆転。田植えが炸裂して辛勝。お互いに細かいミスをしていて、某ミープルズの不動のチャンピオンのモジャモジャの人にはちょっと見せられないゲームだったかな。。。先手で2勝1敗。

ぺろ八ナンバー3のべっちんさん登場。
彼とは1戦1勝の対戦成績。どーけしさんにも言われたけれども知った相手には強い自分。特にこれまでの対戦成績で勝手に精神的優位になる単純な性格な自分はきっちりと勝利。最後に20点超えのゴミ処理場を乗っ取られて少し焦ったが磐石の勝利。全然関係ないけれども、いつか彼のめくり芸を見てみたい。先手で3勝1敗。

この日も対戦相手の決定はスイスドロー方式。現在の自分に近い順位の人と当たる方式なので、この時点で4位の自分の相手はやっぱり強豪。はい、元日本チャンプの岩村さんのご登場です。岩村さんとの対戦成績は自分が負け越している感じではあるものの、肩書きから言ったら負けてナンボの相手なのである意味開き直れる単純な性格の自分ということと、岩村さんはすごく人が良いというか優しい印象の方なので不思議と苦手意識を感じない相手(あれよあれよとやられることも多いのですけれども)。

修道院の乱立を許したものの、引きの良さで岩村さんの急所のキータイルを自分が引き、終盤手前から岩村さんは全コマ投入でもうコマ帰ってこない状態となりギリギリの1点差で勝利。この時の引きの良さは、ぺろ八に来る途中で横断歩道が渡れずに困っていたおばあさんを背負ってあげたおかげかもしれません。嘘ですけど。
しかしながら、相手がもうミープルが返ってこない状態となった終盤にうまく得点を重ねられなかったのは自分の建設の下手さ加減が出たか。1点差でも勝利は勝利。後手で4勝1敗。

さあ、2位で迎えたこの日の最終戦の相手は5連勝の石川さん。はい、カルカソンヌ界の重鎮です。この日の予選には参加表明が遅れてしまってキャンセル待ちで来場していたのですが1名不参加となり出場が決まったのにしっかりと5連勝。さすがの一言。この時点で5連勝は石川さん一人だったので突破が決定しており、余裕状態。自分の本戦出場権獲得には、どうも勝利することが条件だったっぽいので、
 

「先手ください!!」
 


 
と声高に叫びたかったのですが、それもなんだかカッコ悪かったので、じゃんけんで決めさせていただきました。

じゃんけんぽん。ぐふっ、先手取られた。。。

この日の石川さんは先手回数5回だったのですがじゃんけんが強いんでしょうね。ぺろ八予選ではそれも重要な要素。ただし、展開次第の諸刃の剣的な話にもなりますけれども。

序盤から早々に自分のミープル3コマをコロされつつ点差も離され、圧倒的劣勢に。さすがにこれはもうアカンという場面で石川さんは早めの草原プレイ。先に2個寝かせてきました。ここしかないということで、その石川さんの草原を狭めに行き、それが大成功。最終的に6点草原に2コマという状態を作り出せました。

というわけでなんだか勝利。カルカソンヌは諦めたらいけないですね、ほんと。後手で5勝1敗。

そして、、、

ゴォーーーール!!
なんと1位で予選突破です。2年連続最速突破を決めたわけです。
 


直近のミープルズリーグ王座戦で兄にぐうの音も出ないほどにボコボコにされて、完全に自信がなくなっていたところで勝利できたというのは、んー何でやろなー?(真面目にやってきたからよ)

ボコボコにされた動画

ぺろ八マスターからは勝利の美酒ということで良い焼酎を頂いちゃいました。自分はほとんど飲めないので自由にみなさんで飲んでくださいというボトルとしてぺろ八にキープしてあるのでどうぞみなさんぺろ八に行った際はどうぞ。いや、もう全部飲んでしまったかな?(笑)

主催のマスター、センギアさん、本当に良い予選会をありがとうございました!


その後は居酒屋ぺろ八開店でカルカソンナー達と一緒に美味しいお酒を飲みました。
信じられますか?カルカソンヌの話ばかりしてもひかれないんだぜ?


そうそう、後手有利ルールの話ですが、予選突破可能なふたりのみ5勝だったので結果的にはあまり関係なかったようにも見えますが、3位のたにさんは5回後手、4位のいわむらさんも4回後手を取っており、この二人がもっと先手を取っていたらどうなっていたのかまたわからないという印象。たにさんはそもそも後手番好きという話なのでアレですが、いわむらさんももっと先手を取っていたらもしかしたらよかったかもしれませんね。

でも、全勝する自信がないとなかなか難しい、痛い所をついたルールでした。本当に面白いですね。

でも、自分はもうしばらくは嫌ですけどね(笑)。

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