2015年12月29日火曜日

カルカソンヌ フェスタ2015の思い出②(2015/12/27)


カルカソンヌを愛する日本全国2000万人のカルっ子のみんな、どうもエムクボです。
昨日に引き続き、2015/12/27に開催された、カルっ子たちの祭典カルカソンヌフェスタ2015(以下カルフェス)の思い出の続きを書きます。

本日、カルカソンヌTRAPSの代表小川氏がカルカソンヌフェスタ2015 完全レポート!!という素敵なブログ記事をあげてくれたので、トリプルズの詳細についてはこちらをご参照ください。

トリプルズは先鋒・中堅・大将で構成する団体戦で、日本選手権の個人戦とは全く異なり、チーム力が問われる形式でした。漫画「ちはやふる」でも百人一首の大会でチーム戦を行われていますが、そんなイメージ。アツい。ただ強いだけでなく、本当かどうかわからないけれども、チームの結束力が試される戦い。

実際に優勝したチームは、自分も毎月参加させてもらっているカルカソンヌ・ミープルズのAチームで、チームの結束力が写真からも伺えますね。(ただ喜んでいるだけ?w)

左から、釣り人・岩村氏・和田氏

釣り人奥川氏は日本選手権常連で最強指南書に寄稿するほどの実力者。
岩村氏はカルカソンヌ界随一のポエマーかつ、2013年の日本チャンプ。ポエムはここ
和田氏は第一回ミープルズリーグから自分と参戦しているライバル。残念ながら今年の日本選手権には出場できなかったものの、その実力は自分の中では折り紙つき。というか、和田さんの強さは多分、あまり知られてなかったと思うけれども、今回のカルフェストリプルズ優勝で狭いカルカソンヌ界には知れ渡ったことでしょう。なんというか売れないバンドが売れちゃった感覚。和田さんは自分のもの。

ちなみにもうひとつのミープルズBも準決勝まで進みました。強いねミープルズ。
(チーム名のAとBは便宜上付けたもので、特にチーム力の差はない形でした)

そうそう、今回のトリプルズの組み分けはカルカソンヌ史上初の抽選会形式で行われ、リアルタイムでインターネット配信されました。メビウスママさんがすごくうまいこと抽選をひいてくれて、各予選グループがバラけたのが印象的。自分もちょっとだけ抽選の番組に出ています。

見る人が本当にいるのか!?と思いつつもそこそこ見てくれた人もいたみたい。

https://www.youtube.com/watch?v=xFl3JJGOFy4

Youtube「カルカソンヌフェスタ2015 抽選会」

これもやっぱり風船さんのおかげです。ボードゲーム関連の撮影、配信はもう風船さんは第一人者みたいで、本当に頼りになります。



さて、カルフェス当日の話に戻ります。

トリプルズ・ルーキーズの表彰式も終わり、これからが実は自分にとっての本番。

自分で持ち込ませてもらった「カルフェスウルトラクイズ」のコーナー。
やっぱりフェスというのであれば、カルカソンヌの試合だけでなく、面白いことをしたいと思ったときに思いついたネタ。

なお、自分はアメリカ横断ウルトラクイズを幼少の頃に見ていたので、そのイメージでの企画。
カルカソンヌ関連のネタだけでクイズを作ってみました。とはいえ、そもそも自分はクイズの素人。今回は短時間にまとめなくてはいけなかったり、敗退したひとを退屈させてはいけないという制約があったのでとても悩みました。


最終的にマルバツ問題10問が予選、勝ちあがった人で筆記問題という形式にしましたが、これが決まったのが前日という綱渡りっぷり。問題についてはだいぶ早い企画段階で50問作成していたのであまり悩まなかったものの、問題のレベル調整はやはり前日まで悩みました。

今回の目玉としてカルカソンヌスターウォーズという今が旬の賞品を用意できましたが、2位以下の賞品についても悩みました。そして、2位がたくさんいない形にしなくちゃいけないなど、もう当日までドキドキ。

ドキドキといえば、自分はこういう人前で喋るということが本当に苦手で、10年以上前の自分の結婚式のスピーチで真っ白になった以来、もう怖くて怖くて仕方なかった。本来なら自分がやる役ではないやつでした。これで失敗してしまったらせっかくのイベントが台無しに。

それでも何なんですかね、司会をやりたい気持ちが出てきちゃってやらせてもらっちゃいました。これもカルカソンヌマジック。実際の出来についてはよくわかりませんが、まあ、よかったよ、と声を掛けてもらえました。


なお、自分の悪い癖なのですが、普通の人にわからないネタをぶっこむが好きなもので、今回も最初の段階で映画バトルロワイヤルのたけしのセリフをもじったセリフを中途半端に言ってしまったのですが、誰にも気付いてもらえず、プチパニック。慣れないくせにやるもんじゃないな、とやっちまった感がハンパなかったです。
多分気付いているの奥さんだけだし、何かこいつ今スベったぞということだけがみんなに伝わりましたね。

でも、最初の最初で、ウルトラクイズ的な口上がそれなりにウケてくれていたので、もうそれだけで充分でしたね。

勝てば天国!負ければ地獄!知力、ソンヌ力、引きの運!
はやくこいこい修道院!

というネタ。実はこの口上は後のクイズにも繋がっていたりしますが、おそらく誰も気付いていないでしょうね。

そう、マルバツクイズの最終問題の「5枚ランダムでタイルをひきます。その5枚の中に修道院(道付き含む)は入っているでしょうか」です。
引きの運と、修道院っていうのはこういうことだったんですね。うふふ。

こんなのクイズじゃないだろー!ってツッコミが多い可能性もあるかなと思いましたが、実際参加者のカルカソンヌ知識がどれほどのものかなんて全く予想できなかったので、どっちか予想がつかない問題を入れたかったんです。
だけど、割といい問題と褒めてくれる人が多くてよかったです。
前日に差し替えた問題のひとつでしたので、ナイスチョイスだったというわけです。

この問題の解答はバツとなりました。

僕たちの女神メビウスママさんにひいてもらったので、引きそうな感じもありましたが結果は引かず。

みなさん瞬時に確率計算をしていたみたいですが、自分は前日から用意していたのにも関わらず、まったくわからなかったという(笑)。

ちょっと笑えたのが6問目の、「今年のカルカソンヌ世界選手権の決勝で望月さんが最後にひいたタイルはもっとも数の多いカーブである」という問題。本人の望月さんが間違えているという(笑)。
望月さんはこれさえ正解だったらパーフェクトだったとのこと。

結局10問中9問正解が5人で、筆記クイズに進出。

クイズの早押し機があったら、早押し問題もやってみたかったのですが、実際マルバツで何人残るか怖かったので早押し問題は構想から外してしまいました。機械の確保も怪しかったし。

カルフェス実行委員長の提案で、敗退した人のために5人のうち、誰が勝利するかを予想してもらい、当てた人には豪華賞品(という名の新版ミニプロモタイル)をプレゼントとしましたが、これはよかったですね。

1.前世界チャンプ 望月氏
2.居酒屋ぺろ八常連 センギア氏
3.カルカソンヌ強いタロット占い師 中川氏
4.トリプルズ優勝メンバ 和田氏
5.中大杉並高校思考ゲーム研究会顧問 生田氏

結果は、望月さんの優勝。カルカソンヌが強い人はカルカソンヌクイズにも強い!
いや、さすがです。



会場に向かう途中の車に望月さんも同乗していたのですが、そこで「こんなクイズはどうですかー?」って言われたのですが、自分が用意した問題の上をいくか、用意した問題そのものを何問か言うものですから、もうそれ以上クイズの話はやめましょうというくだりがあったんですよね。

だから車の中では、みんな望月さんレベルだったらどうしよう・・・って思っていたのですが、ただ望月さんのレベルが高かっただけでした。焦らせるんじゃないわよ!

来年またこの企画があるのであれば、クイズは望月さんとセンギアさん(2位)に出題を考えてもらうっきゃないね。

最後は望月さんとセンギアさんの対決になったのだけれども、ちょっと長くなってしまったのも反省点でしたねー。うーむ、最後の2人になったら早押し問題に移行できてたらよかったのかもね。



さて、ウルトラクイズ終了後に、ミープル積み大会!
カルカソンヌのイベントとして、この2本立ては少しだけ冗長だったのかな?
だって、「今からミープル積みやりますよー!」って5回くらい言ってもほとんどの人が聞いてくれなかったんですもの;;

20人4グループに分けて予選ラウンドを実施。



一番下に4個並べて、次3個、2個、1個載せるピラミッド型を完成させる形式。
グループ20人中、早く並べた1位、2位がグループ突破。

決勝は8人での、よくある縦積みミープル積み。
2分時間を計り、タイムアップした時点で一番数を積んだ人が勝ちという簡単ルール。

※BREMEN Gamesさんから写真借用(いい写真!)


8個積んだ、お笑い芸人ゲオルギー吉川氏と岐阜TRAPSイケメン兄弟の弟のほう、戸高陸氏の同点決勝。
ゲオルギー吉川氏はこの後の中締めのところで、「吉本でお笑い芸人をやってます、よろしくです」みたいな挨拶をしてくれたので一発芸の無茶振りをしたら何かやってくれたいい芸人さんです。無理矢理ひねり出してくれた感がありましたが面白かったですよ!今後要チェックや。

 


しかし、同点のこの展開は予想していなかったため(予想しろよ)、その場の思いつきで、最初に8個積んだほうの勝ちというルールで、見事陸氏の優勝。いい笑顔~!




というわけで、このお祭りはいったん中締めして、大部分の方がお帰りになられました。
もうちょっと遊び足りない人が残りもう少しだけ遊びました。




どーけしさんのカルカソンヌ・ミニョンヌ。待ち時間のあいまに遊べるパズル的カルカソンヌ。



カルフェス実行委員長の石橋氏による、ミニ箱作り。自分も作りたかったなあ。




想定よりも人が減ったので、自分も少し遊ばせてもらいました。

名古屋勢のアイドルおーのさんが残っていたので、「おーのさん!バトルライン持ってきてくれましたよね?」とふいに振ったら、「持ってきましたよ!」とカバンの中からバトルラインというカードゲームを出すではありませんか!

ツイッター上でおーのさんにいつかバトルラインやらせてください、というのを今年の日本選手権よりも前に約束していたのですが、8月の日本選手権で会ったときにはうっかり自分が忘れていて
日本選手権の打ち上げが終わって別れる時に実はおーのさんはバトルラインを持ってきてくれていたということが発覚して持ってきてくれていたのに申し訳ないというくだりがありました。

まさか今回持ってきてくれると思ってもなくて、たまたま頭によぎって、話に出したら持ってきてるって!
自分からは話に出さない奥ゆかさ。リアル大和撫子。結婚して欲しい。あ、おーのさんは男でした。
いやー、嬉しかったですね。名古屋勢のアイドルであることが納得。

バトルラインも丁寧にインストしてくれてとても面白かったです。しかも超本気できてた(笑)。

いつかどうにかして手に入れたいゲームです。バトルライン。
おーのさん、次回はオリジナル鵜飼いゲームやりたいです。


というわけで、自分にとって今年最大のイベントとなったカルカソンヌフェスタは無事終了。

何人かの方はそのまま残って片付けをすっかり手伝ってもらっちゃって恐縮です。みんないい人ばかりだ。僕はカルカソンナーが大好きだ!


至らぬこともいっぱいあったと思います。
そのへんはどうにか改善して、もしかしたらあるであろうカルフェス2016に生かせたらいいなと、思います。

本当は直接感謝を述べるべき人がいっぱいいると思いますが、いったん、ここで感謝申し上げます。ありがとうございました。

またゆっくりカルフェスの思い出を直接お話できたら嬉しいです。

(了)

0 件のコメント:

コメントを投稿