2014年8月11日月曜日

赤岳の頂を目指す④

なかなか話が進みません。まだまだ旅の1/10くらいの進行度。少しずつ記憶が薄れていくのはご愛嬌。人間だもの。
そもそも途中途中で何時にどうしたとかをメモるために小さなメモ帳とペンを忍ばせていたのですが一度もメモ帳が開かれることはなかった。そんな余裕がないんですもの。
カメラ撮影もそうだけれども、余裕をもって立ち止まり、草や花、景色を撮っているおじいさんとかすごいと思う。なんというか年の功というか、人生を焦っていない感というか。
子供の幼稚園や小学校の運動会でファインダー越しにしか競技を見れないのは逆に余裕がなくて残念だけれども、山で立ち止まってパシャリはまた違った話です。なんならビデオカメラをずっと撮影して「ブレアウィッチプロジェクト」や「クローバーフィールド」、「クロニクル」のように楽しむのも山の場合はいいなと思う。

さて、赤岳鉱泉を出発した勇者一行は30~40分程度の行者小屋を目指しました。取り立てて面白い話はないんだけれども、途中に落石止め+階段チックなものがありました。これが足を強制的に高くあげなくてはいけないので足に疲労がじわじわ溜まりましたね。で、その階段チックなものには、マムート(MAMMUT)のロゴが付いていてかっこいい。マムートはマンモスのロゴが特徴的な山グッズのブランドです。



このマムート入り階段は頂上までちょこちょこ出てきて、ちょっと嬉しくなります。こういうのってすごく宣伝効果がありそう。きっと、マムート階段はマムートがスポンサーになって階段を作ったと思うんだけれども、なんでもないパイプの階段とかにも広告料ももらいつつ、マークをつければWin-Winの関係になれそう。

僧侶、遊び人のレインウェアはこのマムートでした。ちゃんとしたレインウェアを自分はもっていませんが今後はこのマムートにしたいと思っています。が、高いんですよね、お値段が。今日も奥さんの登山グッズを買いにいきましたが、マムートのゴアテックス素材のレインウェアは38000円とか。ズボン付きということを考えても高い。高すぎる。でも、なんかいいんですよね、マムート。次の登山前に買ってしまいそうな自分がいる。何ならマムートのマンモスマスコットぬいぐるみが欲しい。非売品なのかしら。。。

30分程度で行者小屋に到着です。



行者小屋に到着し、上を見渡すとそびえ立つ赤岳。正直どれが赤岳で、どれが横岳なのかさっぱりわからなかったけれども、行者小屋ベースキャンプで、これから頂上アタックを狙うパーティがいっぱい。ここには水場がありキレイで美味しい水を補給。赤岳鉱泉にもあるみたいだったのだけれども、実際に飲める水なのかそうじゃないかよくわからなかったのに対し、行者小屋ではハッキリと飲料用(的な言葉)が書いてあったので安心して汲むことができました。ほら、山の水は怖いって話もありますから。


しかしながら、山の水は美味いの図

自分のザックは他の3人に比べて22リットル+と小さめでしたが無理矢理、遊び人の2リットルの水タンクを詰め込みました。遊び人は出発の数日前にでかめのザックを購入したにも関わらず、出発前日に電話で「おかしいんです!全然モノが入らないんですよ!」と泣きついてきたのは内緒です。
山頂でラーメン+コーヒーを楽しむためには水重要。今回の山では水場がいくつかあったので500mlのペットボトル2本で十分でした。(ザックが小さくてそれくらいが丁度という感じでしたが)

何となくパーティみんなのためにちょっとしたものをザックにいれていこうという優しさがそれぞれあって面白いです。まあ、自分はザックが小さめなので他の人よりアレですがコーヒー用ヤカンやラーメン用鍋、ガスバーナー、お手拭き、つまようじなどが優しさでした。

そういえば、行者小屋のところで勇者にもらったアサイーチョコなるものは絶品でした。成城石井に置いてそうな高級感のあるやつ。

さらにそういえば、遊び人の格好だけれども、全身がBUMP OF CHICKENの最近あった東京ドームライブで買ったというグッズばっかり。せっかく大枚をはたいて買った、マムートのレインウェアの出番はあるのかないのか?この時点ではこの4人は知る由もないのである。(続く)



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