2014年8月5日火曜日

赤岳の頂を目指す②


八ヶ岳から帰ってきましたが、都内は特にゾンビが徘徊することもなく、平和でよかったです。ただただ蒸し暑い。山はマイナスイオンに満ち溢れ涼しく快適でした。

今回の山は、大人になってからの登山として4回目。八ヶ岳のひとつ、赤岳の山頂2899mを土日をかけて一泊二日で目指しました。(どうも八ヶ岳っていろいろな山の集合体みたい)
会社は異なりますが、職場の方々3名と自分の4人パーティでした。ドラクエ3的にいうと、勇者(Wさん)・武闘家(自分)・僧侶(Sさん=オファーの来ない長友)・遊び人(Hくん)の4人パーティ。自分は特に闘っていたわけでもないけれども。

登山の計画は勇者・僧侶の二人に任せっぱなし。日曜日は帰りの高速が混むということで、土曜日の早朝から一気に山頂を目指し、赤岳鉱泉という、珍しく温泉に入れる山小屋で一泊して、朝にさっさと下山し、渋滞にハマらずに帰っちゃおう作戦でした。なかなか合理的で、ちょっとのトラブルがあっても、二日目に山頂目指せるというお得な作戦。

■一日目 8/2(土)
前日の夜に荷作りしただけあって、睡眠時間2時間足らずで1:30起床。2:30に田町の遊び人の家へ、僧侶+遊び人をピックアップするために1:50頃に出発。
勿論、簡単に出会うことはできずに四苦八苦。一度車で遊び人を送ったことがあったけれども完全に失念。
なんとか出会うことができて2:30頃に出発。神奈川在住の勇者とは中央道の双葉SAで5:00に待ち合わせ予定。2時間もあれば充分たどり着ける予定でしたがそうは問屋が卸さない。
120%カーナビ依存の自分にとって、首都高に乗った直後に下の道を走っていると勘違いしやがったカーナビにもはや打つ手無し。
気付いたときには、中央道ではなくそこは東名。いつも首都高で帰る途中のトンネルで、GPSがはいらずにカーナビがご乱心することは数多ありましたが今回はひどい。あんまりだぁああ(エシディシ)。
後々聞くと東名から中央道にいける道があったそうだけれども、ドキドキパニック状態の勇者不在の一行はとりあえず高速を降りることを決意。
そこからなんとか中央道に乗ることができたけれども余裕のあった時間を食い潰す。あとは双葉SAに真っ直ぐいくだけなので、僧侶遊び人の二人には眠ってもらい、ひとりドキドキしつつ運転。
そもそも運転が得意でない。
レーシックしてから夜の車のテールライトとかがすごくボヤけるというか光が広がって見える。
夜の高速は主要なところ以外は基本真っ暗。
でも、右車線を走っちゃう自分。

いつだって事故る可能性を秘めている自分に、よく身を任せて眠れるなあと関心しつつ。
ビッグなトラックの横を追い越している途中で急にミギウィンカーを出されたときは死を覚悟しました。かつて一度くらいしか鳴らしたことのクラクションを必死で叩きました。しかも2回くらい空振りというか音でないし。それでも起きない二人(なんか気付いていたみたいだけれども)。
ゾンビ漫画のアイアムアヒーローの主人公ひでおの如く、早く明るくなれ、自分の時代になれと歯を食い縛りました。西に向かっているからなかなか朝日が出てこなくて参りましたね。やっぱ東から太陽君は登るんですね。
そんなこんなで2時間くらい運転して無事双葉SAに到着。

双葉SAで勇者と合流。サンドイッチとおにぎりを食って軽く休憩し勇者を乗せて自分の車でレッツゴー。この時点で空気が違う。自然のアレ。修学旅行で朝無理矢理起こされて散歩させられたときの空気匂い。遠藤くんの靴がなくなり靴の代わりにビニール袋を履いたあの日みたい。楽しかったー、修学旅行ー!(修学旅行ー!)
勇者の車はサービスエリアに置いていく作戦。双葉SAはスマートICというのがあって、そこから車で高速を降りて逆側に乗ることができ、サービスエリア自体も上り下りがつなっているので便利というわけです。

そこから一時間強くらいで、美濃戸登山口に到着。赤岳登山では美濃戸登山口よりも歩いて一時間、車で20分下にある駐車場に駐車するか、美濃戸まで険しい山道を車であがるかの2択なんだけれども後者を選択。
悪路にドン引き。帰りのことを思うと一人だけテンションダウン。

美濃戸登山口にはそこそこアブが生息。でも今年は例年にくらべてだいぶ少ないとのこと。ホームセンターで買った、虫除け網つきキャップの出番か?と思ったけれども我慢。結局アブのピークは美濃戸登山口で、ここから先はいたとしてもハグレモノのアブ一匹という感じ。あ、赤岳山頂もそこそこいたかな。
なお、ここから先のトイレは基本100円チップ制。特に高いとは思わないけれども、100円玉がない場合はどうするんだろう?
人がいる場合は両替してもらえばいいんだろうけど、人いない系の山トイレはやっぱりしれっと払わないという選択をしてしまうんでしょうね。自分はたまたま財布に毎回100円あったけれども。山小屋経営者には感謝です。

さて、ようやくの登山の開始です。(続く)


 

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